2012/07/04

古書, zine, 伝記エッセイ

南船場の古書店「colombo」さんにて映画特集号のオリーブ
バックナンバー購入。
この日入荷されたばかりらしく、オリーブやアンアン、
elle japon(休刊した方)など80年代バックナンバーが
たくさんあって、elleも60年代特集とかあって買おうか
迷ったけど、この手の特集すぐ買ってしまうのでひとまず
クールダウン。
大量に古雑誌見たせいか、店を後にした後手が真っ黒に。
ヴィヴィアン・リーの着せ替え人形、素敵〜♡


オリーブ見始めたのが87年からで、この「映画に夢中!」号は
86年12月号でちょうどリアルタイムで見てなかったので新鮮。
21世紀美術館のオリーブ企画展でも見漁ったけど、
伝説のお洒落雑誌オリーブも改めて見ると、80年代要素満載で、
背伸び感やダサカワなビミョーさが愛おしい。

80年代リアルタイムでも「マドンナのスーザンを探して」
(当時大好きムービーだった☆)のロザンナ・アークエットは
子供心にダサイと思ってたけど、「注目のおしゃれ女優」と
書かれていて、うーん。。
おすピー’sセレクト80年代活躍したYAスター懐かしの面々の
コメントが笑える。アンソニー・マイケル・ホールのこと
「髪がトウモロコシになってる子なんてキライ」とか、
ラルフ・マッチオを「彼のハチマキになりたいくらい好き!」
(カラテキッドのハチマキのことと思われる)とかツボ!!
ちなみに、86年当時大好きだったリバー・フェニックスは
YAスター(20才以上の若手人気俳優)じゃないので
載ってませんでした。。

現代だとレトロ映画女優と言えば、アンナ・カリーナやbb、
ジェーン・バーキンなど60年代フランス女優がマストな
代名詞だけど、80年代のオリーブではオードリーやモンロー
など50年代寄りのスタンダードなクラシックハリウッド系
主流っぽい。
当時オードリー特集はよく見たけど、アンナ・カリーナとか
今ほど一般的じゃなかったような気がする。

この「現代思想、1920年代の光と影」も数ヶ月前に
colomboさんで買った、20-30年代ハマり中な私に
タイムリーな1冊。
当時の文化背景などこれで少しお勉強したいと思います。
この書店コーヒーコーナーがあって店内が香ばしいので、
今度コーヒーも飲んでみようかな。

zine専門店「dantalionさんで買った山路奈央子さんという
イラストレーターの作品集「きりんの背骨は少女のみつあみ」
日本語、フランス語表記の絵本でフランス語の勉強にも。
動物&フランス語好きな友達にプレゼントにしようかな


一緒に買ったCD付きzineannie the clumsy」は、
CDがオマケらしいけど、CDがメインなくらい音楽の方が
クオリティ高いと思います。
店内で掛かってたBGMで外国アーティストかと思ったら
外国育ちの日本人らしくちょっと驚きでした。

コラムニスト山崎まどかさん著の「イノセントガールズ」。
表紙の灘本さんの魔女っぽい女性画からして魅惑的で、
かなり前から気になってて、数ヶ月前に図書館で予約し、
ようやく先日借りて読破。
音楽やファッション、文筆業など各分野で精通してる
マニアなら知ってるかもしれないけど、日本で一般的に
ほとんど知られていないようなマニアックな女性たち。
華々しいだけでなく数奇な運命を送ったドラマティックな
20人の女性の人生が興味深く書かれています。
こんな著名人がいたんだな〜と勉強になりました。